VIOのムダ毛処理を考えたとき、シュガーリングとワックス脱毛の違いや、結局どっちが自分におすすめなのか迷ってしまいますよね。
デリケートゾーンの施術だけに痛みの強さはどれくらいなのか、セルフでのやり方や経過で本当に毛が薄くなるのかといった疑問も尽きません。
この記事では、肌への負担や仕上がりの違い、そして長期的なメリットについて詳しくお話しします。
記事のポイント
- シュガーリングとワックス脱毛の成分や肌負担の違い
- VIO施術における痛みの感じ方と持続期間の比較
- セルフ処理の難易度や光脱毛と併用する際の効果
- 継続して通うことで期待できる毛質の変化とメリット
シュガーリングとワックスのVIO脱毛の違いを徹底比較

どちらも「毛を根元から引き抜く」という点では同じですが、実は使用する材料や抜き方のアプローチが正反対なんです。それぞれの特徴をしっかり理解することで、自分の肌質や痛みの許容範囲に合った方法を選べるようになりますよ。
シュガーリングとワックスはどっちがおすすめ?
結論から言うと、肌が弱い方や熱さが苦手な方には「シュガーリング」、剛毛を短時間で一気に処理したい方には「ワックス」が向いていると言われることが多いです。
それぞれの大きな違いを比較表にまとめてみました。
| 項目 | シュガーリング | ワックス脱毛 |
|---|---|---|
| 主成分 | 砂糖・水・レモン(水溶性) | 松ヤニ・ミツロウなど(油性) |
| 温度 | 人肌程度(熱くない) | 40℃〜(温かい〜熱い) |
| 抜き方 | 毛流れに沿って抜く | 毛流れに逆らって抜く |
| 粘着性 | 毛に絡み、皮膚につきにくい | 皮膚にも強く吸着する |
| おすすめな人 | 敏感肌、埋没毛を防ぎたい人 | 角質もガッツリ取りたい人 |
シュガーリングは、その名の通り砂糖や水飴状のペーストを使います。最大のメリットは、余分な角質を取りすぎず、毛穴への負担が少ないこと。毛の流れに沿って「するん」と抜くので、毛が途中で切れてしまう切れ毛のリスクも低いです。
一方、ワックス(ブラジリアンワックス)は、温めたワックス剤を塗り、固めてから一気に剥がします。産毛までごっそり取れる爽快感はありますが、皮膚への粘着力が強いため、剥がす時の衝撃はシュガーリングより強めです。

私はもともと肌が乾燥しやすくて敏感なので、VIOに関しては終わった後のヒリヒリ感が少ないシュガーリングを選んでいます!
VIO脱毛の痛みはどっちが強い?
これは個人差がありますが、構造上はワックス脱毛の方が痛みを強く感じやすいと言われています。
ワックスは毛流れに逆らってベリッと剥がすうえ、皮膚にもしっかりくっついているため、「皮膚ごと引っ張られるような衝撃」が走りやすいんです。対してシュガーリングは、ペーストが水分を含んでいて毛穴に馴染みやすく、毛流れに沿って抜くため、痛みというよりは「引っ張られる感覚」に近いという声も聞きます。
ただし、どちらも毛を抜く行為なので、VIOのような毛が太くて密集している部位は「無痛」ではありません。特に初めての時は、どちらを選んでもある程度の覚悟は必要です。
知っておきたいデメリットと肌への負担
それぞれのデメリットも知っておきましょう。
ワックス脱毛の懸念点は、やはり肌への負担です。粘着力が強い分、必要な角質まで剥がれてしまい、施術後に赤みやヒリつきが長引くことがあります。また、熱いワックスを使うので、稀に低温やけどのリスクもゼロではありません。
シュガーリングのデメリットは、施術者の技術力が仕上がりを左右する点です。ワックスよりも扱いが難しく、熟練していないスタッフだと時間がかかったり、抜け残りが気になったりすることも。サロン選びが重要になってきますね。
通う頻度と効果の持続期間
ツルツルの状態が続く期間は、どちらも約2週間〜3週間程度です。
その後、少しずつ毛が生えてきて、次の施術に適した長さ(1cm程度)になるのは、だいたい前回から4週間〜6週間後くらいが目安になります。
シュガーリングは毛根からしっかり抜けることが多いため、ワックスに比べて「次に生えてくるまでの期間が少し長く感じる」という嬉しい声もあります。
あまり期間を空けすぎると毛根がしっかり育ってしまい、次回の痛みが復活してしまうので、1ヶ月〜1ヶ月半くらいのペースで定期的に通うのが一番楽に過ごせますよ。
サロンの値段相場と料金の違い
料金相場としては、ワックス脱毛の方が少しリーズナブルな傾向があります。
- ワックス脱毛(VIO):4,000円〜7,000円程度
- シュガーリング(VIO):5,500円〜8,000円程度
シュガーリングは高度なハンドテクニックが必要なため、技術料として少し高めに設定されているサロンが多い印象です。とはいえ、大きな差ではないので、肌への優しさを取るか、コストを取るかで選んで良いと思います。
シュガーリングとワックスのVIOセルフ処理や経過

サロンに通わずに自分でできないかな?と考える方もいると思います。また、使い続けることで毛はどう変化していくのかも気になりますよね。
セルフでVIO処理するやり方と注意点
ネット通販などでセルフキットが手に入りますが、正直に言うとVIOのセルフシュガーリングやワックスは超高難易度です。
足や腕ならまだしも、VIOは見えにくい場所ですし、皮膚をしっかり押さえて適切な方向に剥がさないと、内出血や皮膚剥離(皮がめくれること)を起こす危険性が非常に高いです。
特にIラインやOラインは自分では直視しづらく、粘膜も近いため、セルフでのトラブルが後を絶ちません。プロにお任せすることを強くおすすめします。
どうしても自分でやる場合は、必ず説明書を熟読し、少量ずつ試してくださいね。
続けると毛が薄くなるのは本当か
シュガーリングやワックスは永久脱毛ではありませんが、継続することで「減毛・抑毛効果」は期待できます。
繰り返し毛根から毛を抜き続けることで、毛根にダメージが蓄積され、新しく生えてくる毛が細く、柔らかくなっていく傾向があるからです。「剛毛だったのが、産毛のようなフワフワした毛質に変わった」と実感する方も多いですよ。
カミソリで剃ると断面が鋭利になってチクチクしますが、抜く処理なら生え始めも毛先が柔らかいので、不快感が少ないのも大きなメリットです。
光脱毛との併用やダブル脱毛の効果
最近では、シュガーリングやワックスで毛を抜いた直後に、光脱毛(SHR方式など)を照射する「ダブル脱毛」というメニューも人気です。
通常、光脱毛は黒い毛(メラニン色素)に反応させるため、毛を抜いてしまうと効果が出ないと言われてきました。しかし、最新の脱毛機やサロンの方針によっては、「その日はツルツルにしつつ、バルジ領域(発毛指令塔)にダメージを与える」というハイブリッドな施術が可能になっています。
ただし、サロンや使用する機械によって「併用NG」の場合や「2週間あけてください」というルールが異なります。自己判断で別々のサロンをはしごせず、必ず併用メニューがあるサロンで相談しましょう。

光脱毛を組み合わせると、次に生えてくる毛が驚くほど柔らかくなるんです。おかげで次回の痛みがだいぶ和らぐので、痛みに弱い方にはぜひ試してほしいです!
フェムケアとしてのVIO脱毛のメリット
VIO脱毛は、単なるムダ毛処理だけでなく、デリケートゾーンの健康を守る「フェムケア」としても注目されています。
毛をなくすことで、生理中の経血の付着やムレ、ニオイが劇的に軽減されます。また、排泄後の拭き取りもスムーズになり、常に清潔な状態を保ちやすくなるんです。
デリケートゾーンは経皮吸収率(成分が皮膚から吸収される割合)が高い部位なので、化学成分を含まない100%天然素材のシュガーリングを選ぶことは、体への優しさという点でも理にかなった選択だと言えますね。
フェムケア脱毛について気になる方は、以下の記事もぜひチェックしてください!
VIOはシュガーリングとワックスどちらが最適か
最後に、それぞれの選び方をまとめます。
- シュガーリングがおすすめな人
- ワックス脱毛がおすすめな人
私個人の意見としては、これからのフェムケアや肌への長期的な負担を考えると、シュガーリング推しです。ですが、まずはサロンで相談して、自分の肌質に合う方を試してみるのが一番の近道ですよ!
※本記事は、信頼できる医療情報、公的機関、および専門メディアの情報を基に作成されています。より詳しい医学的知見やデータについては、以下の出典元をご確認ください。




