手足が冷たくて眠れない夜や、オフィスの冷房で震える毎日に悩んでいませんか。私自身も長年の冷え性で、靴下を重ね履きしても温まらない辛さを経験してきました。そんな私が温活の一環として注目したのが、毎日口にする飲み物を見直すことです。
今回は、冷え性改善に効果が期待できるお茶をランキング形式でご紹介します。即効性を感じるものから、スーパーやコンビニで手軽に買える市販品、さらには妊娠中の方でも安心して飲めるノンカフェインの種類まで幅広く厳選しました。
また、自分用だけでなく冷えに悩む友人へのプレゼントとして最適なギフト向けのお茶についても触れています。体を内側から温めるお茶の選び方や飲み方のコツを知って、ポカポカとした巡りの良い体を手に入れましょう。
記事のポイント
- 冷え性改善に効果的な成分が含まれたお茶の種類が具体的にわかる
- 即効性を求める場合と継続しやすさを重視する場合の選び方が理解できる
- 妊娠中や就寝前でも安心して飲めるノンカフェインのお茶を知ることができる
- お茶の発酵度や温度など体を温める効果を最大化する飲み方を学べる
厳選!冷え性改善のお茶ランキングTOP5

「とにかく手っ取り早く温まりたい!」「毎日無理なく続けたい」など、冷え性対策のニーズは人それぞれですよね。ここでは、体を温める成分や発酵度、そして何より「続けやすさ」を基準に、私が厳選したお茶を1位から5位までのランキング形式で発表します。
第1位:即効性で選ぶなら「生姜紅茶」
冷え性対策の王道にして最強、堂々の第1位は「生姜紅茶」です。私も「今すぐ温まりたい!」という時は迷わずこれを選びます。
生姜に含まれる「ショウガオール」という成分は、加熱することで生まれ、体の芯から熱を作り出す強力な働きがあります。これが発酵茶である紅茶の血流改善効果(テアフラビン)と組み合わさることで、飲んだ直後からカッと体が熱くなるような即効性を発揮します。
市販のティーバッグ(ティーブティックなどが人気)も便利ですが、熱々の紅茶にすりおろした生姜(チューブでもOK!)を入れるのが最も効果的です。黒糖を加えるとさらに温め効果がアップしますよ。
第2位:毎日継続しやすい「ほうじ茶」
第2位は、食事中もリラックスタイムもこれ一本、香ばしい香りの「ほうじ茶」です。
緑茶を焙煎(ロースト)して作られるほうじ茶は、熱を加えることで「ピラジン」という香り成分が生まれ、これが血流を良くして冷えを和らげます。緑茶は体を冷やすと言われますが、ほうじ茶は焙煎によってその性質がマイルドになるため、冷え性さんでも安心してガブガブ飲めるのが最大の魅力です。

私は無印良品のほうじ茶を愛飲しています。カフェインが少なめなので、デスクワーク中にずっと飲んでいても胃が痛くならないのが嬉しいポイントです。
第3位:体を温める定番「紅茶」
第3位は、世界中で愛される完全発酵茶「紅茶」です。
お茶は発酵度が高いほど体を温める性質(温性)を持つと言われており、完全に発酵させて作る紅茶はその代表格。ポリフェノールの一種であるテアフラビンが末梢血管の巡りをサポートします。
ただし、カフェインが含まれているので、飲み過ぎには注意が必要。夜飲む場合はカフェインレスのものを選んだり、牛乳を入れてミルクティーにして胃への刺激を和らげたりするのがおすすめです。
第4位:ノンカフェインの「ルイボスティー」
第4位は、女性の強い味方「ルイボスティー」です。
南アフリカ原産のこのお茶は、ミネラルが豊富で、特に「スーパーオキシドジムスターゼ(SOD)」という酵素が体のサビつきを防ぎ、血流をサポートします。カフェインが一切含まれていないので、寝る前の温活ドリンクとして最適です。
同じくノンカフェインでランクインを迷ったのが「黒豆茶」。黒豆のアントシアニンが血液をサラサラにしてくれます。香ばしい味が好きなら黒豆茶、ハーブティー感覚ならルイボスティーと選んでみてください。
第5位:むくみ対策に特化した「杜仲茶」
第5位は、冷えと一緒にむくみも気になる方に最適な「杜仲茶(とちゅうちゃ)」です。
杜仲の葉に含まれる「ゲニポシド酸」などが血管を広げ、体内の余分な水分や塩分の排出を助けてくれます。冷え性の人は水分の代謝が悪く、むくみ(水毒)を併発していることが多いので、デトックス感覚で取り入れると体がスッキリ温まります。
ドラッグストアなどで手に入りますが、少し独特な風味があるため、まずはブレンド茶から試してみるのが良いかもしれません。
失敗しない冷え性向けお茶ランキングの選び方

ランキングを見て「どれも良さそう!」と迷ってしまったかもしれません。ここからは、自分のライフスタイルや体調に合わせて、失敗しないお茶選びの基準をご紹介します。
妊娠中の妊婦も安心な飲み物
妊娠中はホルモンバランスの変化で冷えやすくなる一方で、カフェインの摂取には気を使いますよね。そんなプレママさんが選ぶべきは、やはり「完全ノンカフェイン」で、かつミネラルが補給できるお茶です。
先ほど紹介したルイボスティーや黒豆茶はもちろんおすすめですが、他にも「タンポポ茶(タンポポコーヒー)」が人気です。タンポポの根を使ったお茶で、母乳の出を良くするとも言われていますし、コーヒーのようなコクがあるのでコーヒー好きの妊婦さんの代替品としても優秀です。
ハーブティーの中には、子宮収縮作用があるなど妊娠中には避けたほうが良いハーブ(例:セージ、ベニバナなど)もあります。パッケージに「妊娠中OK」と書かれているものや、マタニティブレンドを選ぶと安心ですよ。
プレゼントに最適なギフト向けお茶
冷え性に悩む友人や、お母さんへのプレゼントにお茶を贈るのも素敵ですよね。自分では普段買わない「ちょっといいお茶」は、もらうと本当に嬉しいものです。
ギフトで選ぶなら、味や効能はもちろんですが、「パッケージの可愛さ」や「開けた瞬間のときめき」を重視するのがポイント。ここでは、私が実際に贈って喜ばれた、間違いのない3大ブランドをご紹介します。
見た目の可愛さNo.1!「ルピシア(LUPICIA)」
世界中のお茶を扱うルピシアは、とにかく缶のデザインが可愛くて季節限定の商品も豊富です。「冷え性さん」へのギフトなら、カフェインを気にせず飲める「デカフェ・紅茶」や「ルイボス」のセットが鉄板。
また、「ブック オブ ティー」という本のような箱に入ったティーバッグセットは、見た目のインパクトも抜群でギフト映え間違いなしです!
本気で悩むあの人へ。「エンハーブ(enherb)」
「冷えも気になるけど、美容もおろそかにしたくない!」そんな大人の女性に贈るなら、ハーブティー専門店エンハーブの「クランベリーしょうが茶」がイチオシです。
ぽかぽかパワーの「しょうが」はもちろん、女性の美しさを引き出す「ローズ」や、巡りをサポートする「ホーソン」、そして主役の「クランベリー」など、なんと全12種類ものハーブが贅沢にブレンドされています。
妊婦さんへのギフトなら。「H&F BELX」
ノンカフェインのルイボスティー専門店です。ルイボスティーって独特のクセがあるイメージですが、ここのお茶はフレーバーが豊富で本当に飲みやすいんです!
おしゃれなパッケージに加え、30包~50包入りの大容量パックなどもあるので、産休に入る同僚や、出産祝いのプラスワンギフトとしても重宝します。私がよく贈るのは、色々な味が試せる「アソートセット」です。
体を温める発酵度の見分け方
お茶選びで迷ったら、「お茶の色」と「発酵度」を基準にすると分かりやすいです。薬膳や東洋医学の考え方では、以下のように分類されます。
●体を冷やすお茶(不発酵・微発酵)
色が薄い緑や白っぽいもの。緑茶、抹茶、白茶など。これらは夏の暑い時期や、体に熱がこもっている時には良いですが、冷え性さんが冬にガブガブ飲むのは避けたほうが無難です。
●体を温めるお茶(完全発酵・後発酵)
色が赤や黒、茶色のもの。紅茶、プーアール茶、ウーロン茶(半発酵)、ほうじ茶など。茶葉を発酵・焙煎させる過程で、体を温める性質に変化します。
「茶色っぽいお茶は温まる」とざっくり覚えておくだけでも、コンビニでお茶を選ぶ時に役立ちますよ!
効果を高める正しい飲み方のコツ
いくら良いお茶を選んでも、飲み方を間違えると効果が半減してしまいます。私が実践している、温活効果を高める飲み方のコツは以下の3つです。
- 必ずホットで飲む: 当たり前ですが、冷たい飲み物は内臓を直接冷やします。夏場でも常温以上、できれば60度〜80度くらいの温かい状態で飲みましょう。
- ちょこちょこ飲み: 一気に大量に飲むと、水分で体が冷えてしまったり、すぐに尿として排出されてしまったりします。マグカップ1杯を時間をかけてゆっくり飲むのがポイントです。
- 甘みは黒糖やハチミツで: 甘いお茶が飲みたい時は、白砂糖ではなく、ミネラル豊富で体を温める作用がある黒糖やハチミツを使いましょう。
冷え性改善のお茶ランキング総まとめ
冷え性は一朝一夕では治りませんが、毎日の飲み物を「温めるお茶」に変えるだけでも、体の巡りは確実に変わってきます。
即効性を求めるなら生姜紅茶、毎日のリラックスタイムには黒豆茶やほうじ茶など、シーンに合わせて使い分けるのが長く続けるコツです。今回ご紹介したランキングを参考に、ぜひあなたのお気に入りの一杯を見つけて、内側からポカポカの体を目指しましょう!
※本記事の情報は一般的な健康情報であり、医学的な効果効能を保証するものではありません。体調に異変を感じた場合や、持病をお持ちの方は、医師や専門家にご相談の上でお召し上がりください。
※本記事は、信頼できる医療情報、公的機関、および専門メディアの情報を基に作成されています。より詳しい医学的知見やデータについては、以下の出典元をご確認ください。



