「絶対漏れないと思ってショーツ型ナプキンを履いたのに、朝起きたら布団が汚れていた…」そんな経験をして、ショックを受けたことはありませんか?
実は、あの安心感のあるショーツ型ナプキンでも、サイズ選びや寝返りの仕方、経血量の多さによっては漏れることがあるんです。特に量が多い日は横漏れが不安になったり、外出先で交換できずに困ったりすることもありますよね。
この記事では、口コミでも話題のパンツを上から履くなどの対策や、私が実際に試して良かったおすすめ商品、正しい使い方について詳しくご紹介します。
記事のポイント
- ショーツ型ナプキンの横漏れや伝い漏れを防ぐ正しいサイズ選びのコツ
- 安心感が段違いに変わるサニタリーショーツなどとの重ね履きテクニック
- 外出先でも困らない交換方法と持ち運びに便利なアイテムの活用術
- 寝ている間の激しい寝返りでも漏らさないための具体的な対策と商品選び
ショーツ型ナプキンが漏れる主な原因と対策

「履くナプキン」として絶大な安心感を誇るショーツ型ナプキンですが、それでも漏れてしまうことには必ず理由があります。ここでは、多くの人が陥りがちな漏れの原因と、今日からすぐに実践できる具体的な対策について、私自身の経験も交えながら解説していきますね。
ショーツ型ナプキンの横漏れを防ぐサイズ選び
ショーツ型ナプキンを使っていて漏れてしまう一番の原因は、実は「サイズが体に合っていないこと」にある場合が多いんです。普通のショーツと同じ感覚で「なんとなくMサイズかな」と選んでしまっていませんか?
サイズが大きすぎると、太ももの付け根(脚ぐり)やウエスト部分に隙間ができてしまい、そこから経血が「横漏れ」してしまいます。逆に小さすぎると、食い込んで不快なだけでなく、吸収体が体に正しくフィットせず、狙った場所で吸収してくれないことも。
- メーカーごとのサイズ表(ヒップサイズなど)を必ず確認する
- 隙間ができないよう、脚ぐりがぴったりするものを選ぶ
- 迷ったら小さめよりは「ジャストサイズ」を目指すが、隙間が怖いならフィット感重視で
私の場合は、生理中はむくみやすいので少しゆとりが欲しい気持ちもあるのですが、漏れ防止を最優先にするなら「隙間を作らない」ことが鉄則です。まずはメジャーで自分のヒップサイズを測ってみることから始めてみましょう。
安心感アップ!上からパンツを履くメリット
「ショーツ型ナプキンの上から、さらにパンツやズボンを履いてもいいの?」という疑問を持つ方も多いですが、結論から言うと「重ね履き」は漏れ対策として非常に有効です!
ショーツ型ナプキン単体でももちろん機能しますが、その上から程よいフィット感のあるサニタリーショーツや、スパッツ、ボクサーパンツなどを重ねて履くことで、ナプキン本体が体に密着します。これにより、寝返りを打った時や動いた時の「ズレ」を強力に防いでくれるんです。
「紙おむつみたいで恥ずかしい」「ガサガサする感触が苦手」という場合も、上からいつもの下着やオーバーパンツを履くことで、普段通りの感覚に近づけますよ。
外出先での交換や持ち運びはどうする?
ショーツ型ナプキンは吸収量が多いので長時間つけっぱなしでも大丈夫と思われがちですが、衛生面や吸収力の限界を考えると、外出先でも交換が必要なシーンはありますよね。でも、「靴を脱いで、ズボンを全部脱いで…」と考えるだけで億劫になってしまうのが本音です。
外出時の対策としては、以下の方法が現実的です。
- スカートやワイドパンツの日を選ぶ:トイレの個室でも脱ぎ履きが格段に楽になります。
- 交換不要な時間内で使う:量が落ち着いてきた3日目以降や、短時間の外出時に限定する。
- 新しいタイプの製品を使う:最近では、サイドが破れて交換しやすいタイプや、ズボンを履いたまま交換できる画期的な商品も登場しています。
持ち運びに関しては、使用前のものは小さく折りたたんでポーチに入れ、使用済みのものはジップロックのような密閉できる袋を用意しておくと、ニオイ漏れも防げて安心ですよ。
量が多い日はタンポンとの併用がおすすめ
「ショーツ型ナプキンだけではどうしても不安…」という過多月経気味の方や、絶対に失敗できない会議やイベントの日には、タンポンや月経カップとの「併用」が最強の対策になります。
まずは体内で経血をキャッチし、そこから溢れた分や漏れた分をショーツ型ナプキンが受け止めるという「二段構え」にすることで、漏れのリスクを限りなくゼロに近づけられます。私も特に量が多い2日目の夜などは、このダブル使いで乗り切っています。
タンポンを併用する場合でも、長時間(8時間以上など)の連続使用はトキシックショック症候群のリスクがあるため避けましょう。適切な時間で交換することを忘れないでくださいね。
そもそも直履きで大丈夫?正しい履き方
初めて使う時、「本当にこれ一枚でいいの?」と不安になりますよね。基本的には直履きでOKなように作られていますが、正しい履き方をしないと機能を発揮できません。
履く時のコツは、「ギャザーをしっかり立てること」です。脚を通した後、太ももの周りにある立体ギャザーが内側に折れ込んでいないか指で確認してください。ここが寝てしまっていると、堤防の役割を果たせず横漏れの原因になります。
また、お尻の割れ目に吸収体が沿うように、しっかりと引き上げることも大切です。「履いた後に一度しゃがんでフィット感を確かめる」というのも、ズレ防止に効果的なのでぜひ試してみてください。
ショーツ型ナプキンでも漏れる人のための解決策

対策をしていても漏れてしまう、あるいはこれから購入するにあたって失敗したくないという方に向けて、選び方の基準や快適に過ごすための解決策をまとめました。自分に合ったアイテムを見つけることが、ストレスフリーな生理期間への近道です。
漏れないと口コミで評判のおすすめ商品
各メーカーから様々なショーツ型ナプキンが販売されていますが、それぞれに特徴があります。「どれも同じでしょ?」と思わずに、自分の悩み(量が多い、肌が弱い、デザイン重視など)に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、実際に私が試したり、周囲の評判が良かったりする商品をいくつかピックアップしてご紹介します。特に重視したいのは「フィット感」と「吸収体の位置」です。
ソフィなど人気メーカーの特徴を徹底比較
ショーツ型ナプキンはどれも同じに見えるかもしれませんが、実はメーカーによって「履き心地」「サイズ感」「デザイン」に結構な違いがあるんです。
特に人気の高い3大ブランドをピックアップして、それぞれの特徴をまとめました。自分の悩み(ズレ防止、蒸れ、見た目など)に合わせて選んでみてくださいね。
ユニ・チャーム「ソフィ 超熟睡ショーツ」
マシュマロのような履き心地とサイズ展開が魅力
- 特徴: 伸縮性が高く、お腹周りを締め付けずにフィットします。
- サイズ: S〜XLまであり、小柄な方から大柄な方まで選びやすいのが最大の強み。
- おすすめ: 締め付けが苦手な方、自分に合うサイズがなかなか見つからない方。
花王「ロリエ 朝までブロック 安心ショーツタイプ」
包み込む安心感と通気性の良さ
- 特徴: お尻全体をすっぽり包む深い履き心地。乾きやすく、蒸れにくい設計です。
- 構造: ギャザーがしっかりしており、お尻の形に沿ってガードしてくれます。
- おすすめ: 夏場の使用や、汗っかきでムレによる痒みが気になる方。
エリエール「エリス ショーツナプキン」
スタイリッシュな黒色とサラサラ感
- 特徴: 珍しい「ブラックカラー」で、下着のような見た目。
- 機能: 検証データで「液戻り量」が少なく、長時間つけていても肌がサラサラしやすいと評判。
- おすすめ: 白いナプキンに抵抗がある方、見た目も機能も妥協したくない方。
| ブランド・商品名 | 特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| ソフィ 超熟睡ショーツ | マシュマロのような肌触りと高い伸縮性が特徴。S〜XLまでサイズ展開が豊富。 | フィット感重視の人、小柄または大柄な人 |
| ロリエ 朝までブロック 安心ショーツ | お尻をすっぽり包み込む安心感があり、通気性にも配慮されている。 | 蒸れが気になる人、ゆったりした履き心地が好きな人 |
| エリス ショーツナプキン | スタイリッシュなブラックカラーなどがあり、下着に近い見た目。 | 見た目を気にする人、外出時にも使いたい人 |
個人的には、初めて使うならサイズ展開が多くて失敗しにくい「ソフィ」がおすすめですが、デザイン性なら「エリス」も捨てがたいですね。ぜひ、あなたの優先順位に合わせて選んでみてください。
寝る時の激しい寝返りにも対応するコツ
夜寝ている間の無意識の動きはコントロールできませんよね。仰向け寝での「後ろ漏れ」が心配な方は、吸収体がお尻のかなり後ろの方まで(ウエスト付近まで)しっかりと入っているタイプを選びましょう。
また、寝る時だけは「ワンサイズ小さめ」や「タイトなスパッツ」を上から履いて、ナプキンを体に押し付けるように固定するのも一つの手です。ナプキンと体の間に隙間さえなければ、経血は瞬時に吸収されます。
蒸れにくい素材選びで不快感を軽減
長時間履いていると、どうしても気になってくるのが「蒸れ」やかゆみです。ショーツ型ナプキンはお尻全体を覆うため、普通のナプキンよりも熱がこもりやすい傾向にあります。
肌が敏感な方や夏場におすすめなのは、「オーガニックコットン配合」のタイプや、通気性を売りにしている製品です。また、日中は無理にショーツ型を使わず、通気性の良い布ナプキンや普通のナプキンと使い分けたり、こまめにトイレに行って換気(?)したりすることも、肌トラブルを防ぐためには重要ですね。
吸収量を最大限に活かす交換頻度の目安
「最大12時間吸収」と書かれている商品もありますが、これはあくまで理論上の限界値であり、衛生面を考えるとそこまで長時間つけっぱなしにするのはおすすめできません。
経血が空気に触れて時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイや肌荒れの原因になります。特に量が多い2日目などは、吸収力に余裕があったとしても、4〜6時間程度を目安に交換するか、朝起きたらすぐに新しいものに取り替えるのがベストです。
ショーツ型ナプキンが漏れる不安を解消しよう
ショーツ型ナプキンは、生理中の私たちに大きな安心感を与えてくれる素晴らしいアイテムですが、「絶対に漏れない魔法の道具」ではありません。けれど、自分の体型に合ったサイズを選び、必要に応じて重ね履きやタンポンとの併用をすることで、漏れのリスクは劇的に減らすことができます。
「これなら大丈夫!」と思える自分なりの使い方のパターンが見つかれば、憂鬱な生理期間もぐっと快適に過ごせるようになりますよ。まずは今夜から、気になっていた対策を一つでも試してみてくださいね。
本記事で紹介している内容は個人の感想や一般的な情報に基づいています。経血量が極端に多い場合や、痛みを伴う場合は、婦人科系の疾患が隠れている可能性もありますので、早めに専門医へご相談ください。
※本記事は、信頼できる医療情報、公的機関、および専門メディアの情報を基に作成されています。より詳しい医学的知見やデータについては、以下の出典元をご確認ください。



