こんにちは!「FemRhythm(フェムリズム)」運営者のAYAです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。このブログでは、私自身の体験も踏まえながら、フェムケアやフェムテックに関する情報をお届けしています。
女性特有のからだや心の悩みについて調べものをするとき、インターネットやSNSには、本当にたくさんの情報があふれていますよね。便利な反面、「どの情報が本当に正しいんだろう?」「この体験談は私にも当てはまるのかな?」と不安になってしまうことも少なくないと思います。
特にデリケートな健康のことだからこそ、個人の体験談や感想(もちろんそれも大切です!)と合わせて、**「公的な機関」や「専門家のお医者さん」が発信する信頼できる情報**にも目を通しておくことが、何よりの「お守り」になると私は考えています。
そこでこのページでは、私自身が日頃から何度も確認し、信頼を寄せている「権威性の高いサイト」を厳選して10個、ご紹介することにしました。
このページをブックマーク(お気に入り登録)しておけば、何かあったときに、すぐに信頼できる情報源へアクセスできます。皆さんの不安が少しでも軽くなり、ご自身のからだと向き合うための「確かな道しるべ」として、このリンク集がお役に立てれば幸いです。
【悩み全般】公的機関・大手メディアのサイト
まずは、女性の健康に関する幅広い情報を網羅しており、信頼性も抜群な「公的機関」と「大手メディア」のサイトです。基本的な知識を得たいときや、全体像を把握したいときに最適です。
1. 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(厚生労働省)
日本の健康政策を担う「厚生労働省」が監修・支援している、女性の健康情報ポータルサイトです。これ以上に信頼できる情報源は、なかなかないと言っても過言ではありません。
このサイトの素晴らしいところは、情報の「正確性」と「網羅性」です。「思春期」「成人期」「更年期」「老年期」といったライフステージ別に、起こりうる症状や病気、セルフケアの方法が体系的にまとめられています。
例えば「月経(生理)のこと」という項目だけでも、月経前症候群(PMS)、月経困難症、過多月経など、様々な角度から詳しい解説が載っています。「もしかして私、病気かも?」と不安になった時に、まず最初に確認すべき「教科書」であり、心の「お守り」のような存在です。
2. NHK 健康チャンネル
皆さんご存知、NHKが運営する健康情報サイトです。テレビ番組の「きょうの健康」や「あさイチ」などで放送された内容が、記事として分かりやすくまとめられています。
NHKの強みは、なんといっても「専門家監修の情報を、誰にでも理解できるように噛み砕いてくれる」点です。難しい医療用語も、イラストや図解を交えて丁寧に説明してくれるので、専門的なサイトを読むのが苦手な方でもスッと頭に入ってきます。
「更年期」や「女性ホルモン」といった、FemRhythmでもよく取り上げるテーマの特集も非常に充実しています。最新の医療情報やセルフケアのトレンドを、信頼できる情報源からインプットするのに最適です。
3. Doctors Me (ドクターズミー)
「これって病院に行くべき?」と迷うような、ちょっとした体調不良や疑問に答えてくれる、医師監修の医療情報サイトです。
大きな特徴は、具体的な「症状」から関連記事を探しやすいことです。例えば「デリケートゾーン かゆみ」「おりもの 色」といった具体的なキーワードで検索すると、考えられる原因や対処法、病院での治療法などを、お医者さんが監修した記事で読むことができます。
もちろん、ネットの情報がすべてではありませんが、病院に行く前の「予備知識」として、あるいは「セルフケアで対応できる範囲なのか」を見極めるための一つの材料として、非常に役立つサイトです。
【生理・妊娠・更年期】専門学会・研究機関のサイト
次に、より専門的で、深い情報を提供してくれる「学会」や「研究機関」のサイトです。お医者さんたちが日々の診療の基準にしている情報も多く、最も確かな情報源と言えます。少し難しい内容も含まれますが、知っておくと安心感が違います。
4. 公益社団法人 日本産科婦人科学会
日本全国の産婦人科のお医者さんたちが所属する、最も大きな「学会」の公式サイトです。いわば、日本の産婦人科医療の「総本山」とも言える場所です。
このサイトは主に医療者向けですが、「一般の皆様へ」というコーナーが設けられており、そこが私たちにとって非常に有益です。子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頸がん、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といった、女性特有の病気について、専門家中の専門家による「最も正確な解説」を読むことができます。
「お医者さんから〇〇と診断されたけど、それってどんな病気なんだろう?」と深く知りたくなった時、必ず参照してほしいサイトです。
5. 一般社団法人 日本女性医学学会
こちらは、特に「更年期」や「プレ更年期」、加齢に伴う女性の健康問題を専門に扱うお医者さんたちの学会です。
「最近、急に汗が出る(ホットフラッシュ)」「イライラしやすくなった」「これってプレ更年期?」…そんな40代前後のゆらぎやすい時期の悩みに、専門的な知見から答えてくれます。
特に「ホルモン補充療法(HRT)ってどうなの?」「更年期の漢方薬は?」といった具体的な治療法に関する情報や、専門医を探せる「女性ヘルスケア専門医・専門家リスト」も公開されており、実際にアクションを起こしたい時にとても頼りになります。
6. 国立成育医療研究センター
妊娠・出産・育児のイメージが強いかもしれませんが、実は「女性の生涯にわたる健康」を支援する国立の研究機関です。特に「女性の健康総合センター」が設置されてからは、思春期から更年期以降まで、幅広い女性の健康課題に関する研究や情報発信を行っています。
例えば、「妊娠と薬」に関する専門的な情報(妊娠中にこの薬は飲んでいいの?など)や、産後のメンタルヘルス、若年層の婦人科疾患など、ライフステージをまたぐ重要な情報が、研究に基づいて発信されています。
7. 一般社団法人 日本家族計画協会 (JFPA)
「性と生殖に関する健康(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ)」という、私たちが自分らしく生きるために非常に大切なテーマについて、専門的な情報発信をしている機関です。
具体的には、低用量ピルやIUD(子宮内避妊具)などの「避妊法」の正しい知識、性感染症(STD)の予防、望まない妊娠に関する相談窓口など、公的な立場で、科学的根拠に基づいた情報を提供しています。
なかなか人には聞きづらいけれど、とても大切な「性」と「生殖」に関する正確な情報を知りたいときに、ぜひ頼ってください。
【フェムテック・最新情報】専門メディアのサイト
最後は、この「FemRhythm」のテーマにも直結する、「フェムテック」や「最新のウェルビーイング情報」に強いメディアです。公的な情報だけでなく、日々の暮らしを豊かにする新しい選択肢やトレンドを知ることも、私たちにとっては大切ですよね。
8. fermata store (フェルマータ ストア)
私のブログでも月経カップやディスクをよく紹介していますが、そうした「フェムテック」製品の最新情報を知るなら、ここが日本で一番早いかもしれません。
「fermata」は、海外の最新フェムテック製品を日本に紹介し、市場を牽引してきたリーディングカンパニーです。彼らが運営するオンラインストアは、単にモノを売るだけでなく、「なぜこの製品が必要なのか」「どんな課題を解決するのか」というストーリーや情報を丁寧に発信しています。
吸水ショーツ、月経ディスク、デリケートゾーンケア、プレジャーアイテムなど、見ているだけでも「こんな選択肢があったんだ!」とワクワクするような、新しい世界を教えてくれるサイトです。
9. Women’s Health (ウィメンズヘルス) 日本版
世界40カ国以上で展開されている、女性のための健康・ライフスタイルメディアの日本版です。
ここの魅力は、「健康=我慢」ではなく、「健康=楽しく、アクティブで、自分らしいこと」と捉えている点です。フェムケアの情報はもちろん、フィットネスや筋トレ、メンタルヘルス、ヘルシーな食事など、からだ全体をトータルでケアするためのポジティブな情報が満載です。
「心もからだも健やかで、美しくありたい」と願う女性にとって、日々のモチベーションを上げてくれる情報がたくさん見つかります。
10. 日経xwoman Terrace(ヘルス&ビューティー)
「日経」ブランドが運営する、働く女性のための総合情報サイト「日経xwoman(クロスウーマン)」内の健康カテゴリです。
他のメディアと少し違うのは、「働く女性」の視点に立っていること。「キャリアと健康」「仕事のパフォーマンスと生理」「忙しい中でも続けられるセルフケア」など、仕事とプライベートを両立させたい女性ならではの悩みに寄り添う記事が多いのが特徴です。
信頼できるビジネス誌「日経」が培ってきた取材力で、専門家へのインタビュー記事も質が高く、社会的な視点からフェムケアや健康問題を考えるきっかけをくれます。
まとめ:正しい情報を活用して、健やかな毎日を送りましょう
ここまで、私が心から信頼している10個のサイトをご紹介してきました。
情報があふれる現代社会では、「どの情報を信じるか」という取捨選択がとても難しくなっています。だからこそ、こうした「信頼の軸」となる公的なサイトや専門家の情報を一つ持っておくことは、情報に振り回されず、自分自身のからだを大切にするための「羅針盤」になってくれるはずです。
もちろん、公的な情報がすべてではなく、私たち一人ひとりの「体験」や「感覚」も、同じくらい大切です。
この「FemRhythm(フェムリズム)」というブログでは、これからも私自身のリアルな体験談や製品レビューと、今回ご紹介したような専門的な情報を組み合わせて、みなさんにとって本当に役立つ、信頼できる情報発信を続けていきたいと思っています。
このページが、皆さんの健やかで、自分らしい毎日を応援する一助となれば、これほどうれしいことはありません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
FemRhythm(フェムリズム) 運営者 AYA

